Ninto zeiseki

人頭税納税の根拠では無いそうでした。

レンタサイクルで市内散策中に訪問しました。 市内中心部から一寸離れている為、徒歩では辛いかもしれません。 肝心の岩とあっては、案内板が無ければ通り過ぎてしまいそうで、それ程特徴的な岩ではありませんでした。

圧政の象徴?

市街地エリアからも程近い、平良荷川取の海沿いの幹線道路沿いにあります。この石より背が高くなったら税金が課せられたという言い伝えがあるそうです。地元ではぶばかり石とも呼ばれ、、ぶが税金だそうです。最近はその身長を基にした課税という言い伝えは否定されつつそうです。よくわかりませんが、税金が過酷であったのは間違いないのでしょうね。

昔の税金の目安の石で海岸通りにあります

昔はこの石の高さより身長が高くなると税金がかかるという目安の石という説明がありました。　いまだと小学生くらいでもこの高さを超えてしまいそうです。 宮古神社よりさらに東側に海岸線を行ったところにあり駐車場はありません。

人頭税の歴史を知る

宮古島の市街地から、海沿いにでた道ぞいにあります。ぶばかり石と呼ばれる石柱。1637年から1903年明治36年までの間、260年以上にわたって、宮古島の人々に課せられた過酷な税制。苦しめられた人々の思いが、この石にこめられているようです。

琉球王府が課した過酷な重税の証しです。

沖縄の人々には、この石よりも背丈が大きくなると琉球王府から過酷な重税が課せられました。高さ的には胸の高さくらいなので125㎝くらいでしょうか。うちの娘たちは小４でそれくらいだったので、昔の人は小さいとはいえ、かなり厳しい重税だったことが分かります。さらに、この重税は明治維新になって琉球処分と言われる廃藩置県が終わっても、約260年、明治36年まで続きました。ちなみに、当時の人々は「ぶばかり石」と呼...